相馬からニコニコ生放送を放送します!
お待たせしました!はてな村電波放送局第4回「北の国から 2016」を10月29日(土)18:00〜19:00に1時間枠で生放送します。蝦夷っ子になったので相馬の地から配信です。
今回の特徴としては視聴者はコミュニティ所属者限定、プレミアム会員向けのタイムシフト機能は外しました。たぶんネットの書き込み以上に爆弾発言が飛び交いますw
北の国から
高校生の時に「北の国から」の純君に似ていると、浪江高校の新聞部の女子高生から言われたことがあります。
(北の国から '98)
(高校生の頃の私 福島民友新聞)
浪江高校の女子高生の子から、福島県の新聞部の合宿(県新連)で「齊藤君は彼女はいるの?」と聞かれました。当時は彼女がいたし青かったので「埼玉に彼女がいます」と正直に答えてしまった。「やっぱり…」とその子が悲しんでいて…。
高校を卒業して私が埼玉県東松山市に住み始めてからも、その浪江高校の子とはしばらく文通をしていたのですが、今も元気かな…。もう浪江町には誰も住んでいないですが、元気であってほしいと思います。
そんな願いを込めて元気に相馬から放送しますね〜⊂二二二( ^ω^)二⊃ 乞うご期待ください。
相馬からの生放送
せっかく相馬に帰郷したので、相馬についての情報も発信しますよ。
高校時代の1996年頃に新聞部(出版局)の副局長だった私は、相馬高新聞に「福島県の発電所特集」を企画します。福島県沿岸が巨大な電源地帯として再開発されている現状を取材し、原子力発電所や火力発電所の安全性に関して検証する特集でした。福島の大学の先生にまで取材に行ったのですが、出版局の顧問の先生が私の検証記事に関して「最初から発電所の危険性ありきで記事を書くのは公平ではないと思う。情報を正確に伝えて、それを読む人の判断に委ねるのがいいんんじゃないかな」と書き直すことを指摘されて、相馬高新聞で発電所の危険性に迫った特集は大きくトーンダウンすることになりますが…。
高校時代は演劇部にも所属していたので、「理想社会」という脚本を書いて、核戦争後で人類が滅亡した世界で唯一生き残った少年が、自分のドッペルゲンガーに悩まされる心の格闘を描いた演劇をつくって、それを相双地区(福島の海沿いの地区)の演劇会場であった「Jビレッジ」(完成したばかりのJリーグの練習施設)で上演します。別な高校の脚本を書いていた先生から「すごく独自の世界観を持った脚本ですね!」と絶賛されたのですが、審査員には響かずに全国大会まで行くことが出来ませんでした。
(原発事故直後のJビレッジの様子)
(Jビレッジの駐車場に展開する自衛隊の戦車)
(Jビレッジの中の様子)
ユーラシア大陸の西のはずれに発生した産業文明は数百年のうちに全世界に広まり巨大原子力発電を形成するに至った。「第一原発事故」により原子力政策が急激に衰退してより5年。
— 齊藤貴義 (@miraihack) 2016年9月10日
相馬。海から吹き付ける風と馬を動力としながら原発事故の毒をまぬがれている東北の小さな城下町である。
(相馬市役所の1階。「放射脳対策室」の窓口がある)
(『風の谷のナウシカ6』)
(今日撮影した相馬の海の様子。瓦礫の山となった民宿街は復旧したが、漁業の全面再開・海苔の養殖再開・海水浴再開などの目処は立っておらず、ビックリするほど静かでした…)
そんな故郷に帰ってきました( ^ω^ )
(『漂流教室4』)
29日の生放送を楽しみにお待ちください
そんな私の爆弾発言と相馬の今の声を聞いてみたいと思った方は、ぜひ生放送をご予約ください〜!