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相馬野馬追の写真を撮ってきた

   

相馬野馬追 宇多郷行列

7月27日〜7月29日に掛けて令和初の相馬野馬追が開催されました。SONYのa7ⅢとTAMRONの28-75mm Model A036を持って写真を撮影してきました。

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7月29日の宇多郷行列の写真です。宇多郷行列では騎馬武者達が相馬市の相馬中村城から出陣して相馬市内を行進します。同様の行列は南相馬市鹿島区・原町区・小高区でも開催され、昨年から浪江町でも行われます。今年から楢葉郷(大熊町)の騎馬武者も参加しました。

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騎馬武者として乗っているのは多くが士族の血を引く方々です。そして甲冑はレプリカではなく本物です。

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最近フロムソフトウェアのSEKIROというゲームにはまっていたので、写真撮影にはSEKIROの影響を大きく受けています。

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相馬中村神社のご神体です。白装束の人達が「ご信心の方ー!」「ご信心の方ー!」と唱えながらお賽銭を集めて回ります。

南相馬市 甲冑競馬・神旗争奪戦

翌7月28日に南相馬市で開催された甲冑競馬・神旗争奪戦も観てきました。相馬地方の騎馬武者が全て集結して競馬を行ったり、打ち上げられた落下傘の旗を取り合ったりします。騎馬武者の皆さん良い表情をしていました。

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ちょっと落ち武者っぽいと思いながら撮影しました。

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総大将・相馬行胤公(左奥)とその先導を務める騎馬武者。

南相馬市は元々相馬家が鎌倉時代から居城を築いていたゆかりの地です。戦国時代も南相馬市小高区の小高城が居城でした。相馬市の相馬中村城に居城が移ったのは江戸初期です。その直後、東日本大震災のちょうど400年前の1611年に慶長三陸地震が起きて相馬領内では津波で700人が溺死したと『小高山同慶寺記録』に記されています。スペインのヴィスカイノ提督が相馬藩を訪問したときも、相馬中村城の大手門が地震で破損して再建中で沿岸部では多くの人々が亡くなったと記されています。

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甲冑競馬は馬がかなりの速度で走るのでシャッター速度やオートフォーカスがかなり難しいです。そして28mm-75mmでは正直かなりキツい面がありました。次回はもっと望遠のレンズを持ち込みます。

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神旗争奪戦で周囲の様子を伺う騎馬武者2騎。相次ぐ乱戦で表情には疲労の色も濃いです。

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騎馬武者の方々、33℃の猛暑のなかお疲れ様でした。

昨年に浪江町でも騎馬行列が再開され、今年から楢葉郷の騎馬武者も参加するようになり、徐々に相馬野馬追の規模も震災前へと復興しつつあります。機会がありましたらぜひ相馬野馬追を身にいらしてください。行列の見学は無料で、甲冑競馬や神旗争奪戦は一般席当日券1,000円で観られます(前売り券は800円)。

ガチで写真撮影されたい方は馬場内撮影許可証を申し込むと良いと思います。会場の内側や特別観覧席から撮影できます。抽選制で当選した場合4,000円です(チケット料込み)。私も今回は馬場内撮影許可証を入手して撮影しました。