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ドコモのiPhoneを買う予定が間違えてauのiPhoneを買ってしまった…

   

中古iPhone7・iPhone7 Plus相場がだいぶ値崩れしています

去年色々あったので手持ちのiPhone6S PlusやiPad Proを売却して、Nexus6PでAndroidユーザーになっていました。

でもiOS端末がないと開発や表示確認が何かと不便です。Xcodeにエミュレーターが付属していますが、エミュレーターでは再現できない問題もあります。iPadはクライアントから貸与してもらったのですが、報酬が入って少し余裕ができたのでiPhoneも再入手したいと思っていました。

私は現在ドコモ系MVNOのSIMカードを使っているので、SIMフリーかドコモの端末で探していました。いま中古のiPhone7やiPhone7 Plusがかなり値崩れしていて安いです。私はムスビーというサイトをよくチェックしているのですが、目立つ傷がなくネットワーク利用制限○(端末代金の支払いが完遂していて今後利用制限が掛からない)のiPhone7 Plusが32GBだと64,000円、128GBだと74,000円くらいで売られています。新品に比べて2万円ほど安いです。相場としては秋葉原やヤフオクなどで購入するよりも、ムスビーの方が安めです。

www.musbi.net

目立つ傷があるもの、付属品が欠けているもの、ネットワーク利用制限△(端末代金の支払いが分割払い中)のものはもっと安いですが、ネットワーク利用制限△はあまりオススメできません。元の持ち主の端末代金の支払いが滞ってネットワーク利用が制限された時には別な端末と交換してくれる、いわゆる赤ロム保証の販売元も多いですが、代替端末を再設定するのは面倒なのと新しい端末もいわくつきのモノが送られてくる場合が多いです。

ムスビーでは各端末のIMEI番号が公開されているので、自分でも購入前にネットワーク利用制限状況をキャリアのサイトで確認することができます。また相場価格の傾向としてはSIMフリー>ドコモ>au>SoftBankの価格差があります。

iPhone7 Plus 128GBを購入しました

64,000千円のiPhone7 Plus 32GBも良かったですが、自分の使い方だと容量が足りなくなると思ったので、74,000円のiPhone7 Plus 128GBに狙いを付けていました。目立つ傷が無い美品、付属品全てあり、ネットワーク利用制限○です。ただ色がジェットブラックなので指紋が目立つかなと心配していました。

比較のためにじゃんぱらの通販サイトも見てみました。じゃんぱらでも各キャリア毎に中古の価格が調べられます。一般にムスビーよりは高めの価格設定であることが多いのですが、その中にiPhone7 Plus 128GBピンクゴールドの未使用品が74,000円で販売されているのを発見しました。

iPhone7 Plusの128GB・未使用品・ドコモ・ネットワーク利用制限○でこの値段はかなり安いです。ピンクやレッドなどの人を選ぶ色は安めの傾向にあるのですが、それでこの安さなのかなと思いました。他の人に取られたらいけないと思って思わずポチッと購入の申し込みをしました。クレジットカードで支払って、開封の儀を楽しみに待っていました。2日後に福島の自宅に届きました。

アクティベーションロックが解除できない…

早速、届いたiPhone 7Plusを開封。通電チェックのため開封された跡はありますが間違いなく未使用品でした。電源ボタンを押してiPhoneの初期設定画面が出てくることを確認。

Amazonで売られているドコモのアクティベーションロック解除用のSIMカードを挿入しました。これで初期設定画面からアクティベーションロックが解除できるはず!

…解除できませんでした。

SIMカードのキャリアが違うと怒られました。MVNOのSIMカードだとこのエラーが出てくるのですが、ドコモのアクティベーション解除用のSIMカードでエラーが出てくるのはおかしい。接触が悪いのかなと思って何度もSIMカードを装着し直したりしてみたけどダメ。本当にネットワーク利用制限が○なんだろうか?と思って、ドコモのネットワーク利用制限の確認サイトでIMEI番号を打ち込みました。そこで「-」(ネットワーク利用制限が確認できない)と表示されて全てを悟りました。

私、違うキャリアの端末を買ってしまった…。

じゃんぱらの商品説明をよくよく読んでみると、auと書かれてありました。じゃんぱら通販サイトで端末を探しているときに、ドコモと思ってauの端末をクリックしてしまったようです。そのままドコモの端末だと思い込んで、74,000円を支払って購入してしまった…(^_^;) 私は集中する時はすごく集中するタイプなのですが、こういう肝心な注意が抜けていることが結構あって、医師からADHD治療薬を処方されていたりしました。

むむむ…。アクティベーションロックを回避する方法として、Wi-FiのDNS情報を書き換えて通過させる方法もあるのですが、それを試してもダメでした。最近の端末は対策されているのですね。

選択肢は限られていた

こうなると選択肢は2つ。売るか、auのまま使い続けるかです。

まず最初に売ることを検討しました。じゃんぱら買取価格などではauのiPhone7 Plus 128GBピンクゴールドは買い取り上限64,000円と出ていました。開封の儀をしてSIMカードを挿しただけなのでほぼこれに近い金額になると思います。差し引き1万円。でも相馬には買い取りできるお店がほぼありません。TSUTAYA・ゲオ・ブックオフは相馬にもありますが、買い取り相場は非常に安いです。仙台にまで行って売るか、送料を払って宅急便で送って査定してもらうか、ヤフオクなどに出すか…。いずれも出費やリスクがありました。

次にau端末のまま使い続けることを検討しました。まず本家のauはSIMカード単体での契約はできません。au系MVNOは過去に使っていたのですが、mineoだったのでデザリングができませんでした。となるとIIJmioかUQ mobileか。au系MVNOで使うためにもアクティベーションロック解除用のSIMカードは必要。その後にMVNOの回線の開設依頼とMNPが必要。

悩んだ末に今の端末をau系SIMカードで使い続けることにしました。Amazonでauのアクティベーションロック解除用のSIMカードを購入。2日後に届きました。そのSIMカードを挿入したらアクティベーションロックの通過に成功しました。その後にMVNOにSIMカードを依頼してMNPしました。今では無事にau系端末として使えています。MVNOのキャリア変更となりましたが、料金は今までと大きく変わることなく使える会社を選定しました。MNP手数料は掛かりましたが…。

中古au端末のメリット

ドコモ系に比べてMVNOの選択肢が限られるau系端末ですが、メリットもあります。

auの大きなメリットはSIMロック解除。ドコモもauも購入してから180日後にSIMロック解除ができますが、ドコモの場合は購入者本人がドコモに依頼しなければSIMロック解除ができません。このため中古で購入した場合の端末はSIMロック解除はできないと思った方がいいです。一方、auは太っ腹なことにauで購入した過去の履歴が存在する端末ならば、180日経過後に本人でなくてもSIMロック解除ができます。中古で購入した人でもSIMロック解除ができるのは大きなメリットです。

ただ、auの確認サイトでIMEI番号を打ち込んで購入履歴を確認してみたのですが、この端末は先月に購入されたものでした。SIMロック解除ができるまで、あと5ヶ月ほど待つことになりそうです…(^_^;)

教訓・不思議なこと・おまけ

教訓:自己責任で中古端末を買うときはちゃんと入念な注意が必要だと反省しました。

不思議なこと:どうしてこの端末を購入した人は端末を一括払いで購入して、1ヶ月も経たないうちに未使用品のまま売りに出したんだろう…。メルカリで現金が売られていたように、クレジットカードの換金手段だったのかもしれませんね。闇が深いです。

おまけ:iPhone7 Plusをさっそくステッカーでデコりました。

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