openSUSE Leap 42.2でLINEモバイルのSIMカードが使えました
PanasonicのLet's note CF-RZ4というノートパソコンを使っているのですが、このノートパソコンにはドコモのSIMカードを挿すことができます。ドコモ系MVNOのSIMカードも可能。
Windows10だとSIMカード設定も簡単。でもデスクトップLinux(私の場合はopenSUSE Linux Leap42.2 KDE)だと難しいのかなという先入観を抱いていたのですが、LINEモバイルのSIMカード(ドコモ版)で試したところ意外とあっさり設定できました。
デスクトップLinuxでのSIMカード設定方法
KDEのConnection editorを開きます。
ここでAddを押してMobile Broadbandを選択。デバイスがGSMかCDMAかを聞いてきます。GSMを選択。
プロバイダの所属する国を聞いてくるのでJapanを選択。
標準リストだとb-mobile、e-mobile、NTTドコモ、、ソフトバンクが入っています。今回はMVNOなのでマニュアル設定を選択。名前は何でも良いのですが「line」としました。
APNを聞かれるので、LINEモバイルのマニュアルに記載のあるline.meを入力します。
GSM設定画面が開きます。
番号は「*99#」のままで良いようです。LINEモバイルのマニュアルの通り、ユーザー名に「line@line」、パスワードに「line」を入力します。Typeは「Any」ではなく「4G Only(LTE)」を選択します。PINは何も入力しなくて良いようです。
これで完了。LINEモバイルでインターネット接続が出来るようになりました。右下のインジケーターにもアンテナが立っています。
デスクトップLinuxでも設定は簡単。でも自己責任で…
デスクトップLinux(KDE)でもWindows10と同じくらいの手軽さでSIMカードを認識・通信できました。これで有線LANやWi-Fiがなくても、LTEの電波が届くならばインターネットに接続できる!
でも多くのMVNOはデスクトップLinuxはサポートしていないので、設定は自己責任でお願いします。デスクトップLinuxでもLINEモバイルのカウントフリー機能(特定SNSの通信料は無料)の対象になるのかな現在検証中です。
ちなみにLINEアプリはWineでWindows版を動かすことができます。
皆さんもMacからLinuxに乗り換えませう!
(明日から1泊2日で東京に行くので捗りそうです)