エゴサーチが捗る！myThingsによる自動通知

エゴサーチは検索する時代から自動通知する時代へ

私は自分の名前や自分のブログ名などをエゴサーチする時、検索エンジンやTwitter検索などはほとんど使用していません。私について誰かがネット上で言及した時には私のスマホに自動的に通知が来るように設定しています。

スマホの自動化アプリはIFTTTとmyThingsを使っていますが、今回はmyThingsの使い方を解説いたします。

myThingsとは？

myThingsはYahoo!Jpapanが出している自動化アプリです。

https://itunes.apple.com/jp/app/mythings/id987874862?mt=8&uo=4&at=1010lwzy

複数のWebサービスを組み合わせて、「もし○○というサービスで○○が起きたら、△△のサービスで△△をする」という条件の組み合わせを作成することができます。以下はmyThingsを開いた時のトップ画面。雨予測に関する「もし雨が降ったら○○」の組み合わせが紹介されています。

myThingsのチャンネル一覧

myThingsのチャンネル（連携させることができるサービス）一覧は以下の通りです。先行アプリIFTTTほど多くはありませんが、日本人がよく使うアプリはかなり網羅されています。はてなブックマークなどIFTTTにはないチャンネルも標準で使用することができます。利用したいチャンネルを認証して組み合わせを作成していくことになります。

例：「はてな村」について誰かがツイートしたら通知する

参考に「はてな村」について誰かがTwitter上でツイートしたら自分宛に通知する組み合わせを作ってみます。myThings右上の＋ボタンを押してトリガーとしてTwitterを指定します。いくつかの条件候補が出てくるので、「検索条件にあうツイートがあったら」を選択します。

トリガー詳細設定で検索キーワード「はてな村」を入力します。これで誰かがTwitter上で「はてな村」というキーワードを含むツイートをしたら条件が発動することになります。myThingsでは自分がブロックされているユーザーのツイートでも取得することができます。

続いてアクションを選択します。今回はGmailを選んでみました。アクションの詳細設定で、件名や本文をカスタマイズできます。ここでは「はてな村」を含むツイートのツイートID・ツイート内容・ツイートしたアカウントのURLをメール本文に入れるようにしています。

これで「作成」ボタンを押したら完了です。標準では15分に1回、Twitter上で誰かが「はてな村」を含むツイートをしたら、以下のようにメール通知されるようになります。定点観測が捗りますね！

パッシブ型の定点観測で快適なエゴサライフを

今回はメール通知の例でしたが、プッシュ通知・LINE通知・Evernoteに保存・Dropboxにテキストファイルで保存など幾つもの通知方法を作成することができます。

私は他にも「サイバーメガネ」「はてな村定点観測所」「（ブログのURL）」など複数のキーワードを定点観測しています。日本語のゆらぎ検索には対応していないので、さいとーさんならば「齊藤」「齋藤」「斉藤」「斎藤」などの複数キーワード登録が必要です。

検索エンジンやTwitter検索にキーワードを打ち込むエゴサーチだと、リアルタイム性が悪く変化に瞬時に適応ができません。画面遷移やタイピングも必要とするのでエゴサーチが億劫になりがちです。アクティブにエゴサーチをすることなく、スマホに自動通知されてくるようなパッシブ運用だとエゴサーチに必要な労力を削減できて便利です。

皆さんも定点観測して快適なエゴサーチライフを！

データを集める技術 最速で作るスクレイピング&クローラー (Informatics&IDEA)